亀頭にあるブツブツは何か
亀頭や陰茎にできるブツブツには、性感染症のひとつであるコンジローマと、人体に無害のフォアダイスという2種類あることが知られています。
コンジローマはHPV(ヒトパオロマウイルス)感染により発症する拡大性のイボのことで、自覚症状はほとんどないものの複数のイボが性器に発症、患部を拡大させていきます。
これに対してフォアダイスは、先天的に発生しているもので皮脂が隆起したり、皮脂腺が発達することで小さなイボ状のものが観察できる状態です。
コンジローマにしてもフォアダイスにしても、女性からすれば不愉快なことであることは珍しくないため、積極的に治療の対象になります。
カントン包茎は包皮の出口が狭く、勃起時に亀頭をムリに露出させようとすると、強烈な圧迫感により痛みを感じたり、元の状態に回復できないまま血流不足になる事もある状態です。
亀頭のブツブツの存在とは因果関係がありませんが、ペニスにまつわる清浄なので同時治療されることもあります。
カントン包茎と同時治療で一気に改善
カントン包茎の手術は、あまった皮を除去して縫合する点では一般の手術と変わりはありません。
ただしカントン包茎を改善するには、包皮輪の狭隘を状況を改善できるように包皮を切除することがポイントで高い技術が要求されます。
ところで亀頭のブツブツの治療は、高周波電気メスなどで焼ききり蒸散させるという方法が取られます。
カントン包茎とはまったく別の手術ですが、施術する箇所が非常に接近しているので、同時治療をすることでカントン包茎とブツブツという二つの悩みを一挙に改善することができます。
どう自治領することには、麻酔も一度ですむので身体への負担を少なくし、同時治療にすることで術後のダウンタイムも別々に施術するよりも短時間にできるというメリットもあります。
なおカントン包茎の手術では縫合部位があるので、抜糸するまでの2週間程度は患部をケアし、出血や感染症にかかるなどのリスクをしっかり管理する必要があります。
まとめ
カントン包茎は仮性包茎の一種ですが、包皮の出口が狭いので勃起時に亀頭を露出させると痛みを伴います。
血流不足で壊死するリスクもあり、手術で抜本的に改善をはかるほかありません。
亀頭にできるぶつぶつはコンジローマか無害なフォアダイスが想定されますが、見た目に問題があり治療の対象になりえます。
カントン包茎もブツブツも亀頭周辺の狭いエリアを対象に行います。
そのためカントン包茎とブツブツは同時治療をすることがメリットが大きくおすすめです。